10月30日(土)

 今日の午前中は「おもしろ科学教室」で望遠鏡を作ってきました。鏡筒は紙製、接眼レンズは100円ショップで売っていたルーペですが、対物レンズはコルキットでおなじみのテレスコハウス(オルビィス)製の物を使ったのでなかなかの見え味です。参加した子どもたちの中には鏡筒に絵を描いたり、いろいろな飾りをつけたりする子もいて、自分だけの楽しい望遠鏡がたくさん出来上がりました。作り方や作例はこちらからどうぞ。
 夜には群馬テレビの取材がありました。これは「我ら元気仲間!!」という番組で群馬星の会が採り上げられることになり、我が家での収録となったものです。詳しいことについては11月の日記をどうぞ。

10月23日(土)

 先ほど17時57分頃と18時12分、34分頃に、新潟県を中心として大きな地震がありました。群馬県東部にある我が家でも大きな揺れを感じましたが、特に被害はありませんでした。大きな台風がいくつも上陸したり、地震があったりと今年はたいへんな年ですね。被害が大きくないことを祈ります。
 
 昨日撮った散光星雲の画像はガイドエラーがあってダメでした。そこで今日一緒に処理を行ったNGC7662をアップしました。アンドロメダ座にある小さな惑星状星雲で「青い雪だるま」というニックネームがついています。

  また、ニコンD70のページに情報を追加しました。昨日紹介したダーク処理ソフト「RAP」の使用レポートです。D70を天文用に使う方には必需品になるのではないかと思います。             本日33000HIT。
NGC7662(青い雪だるま星雲)

10月22日(金)

 サーバーの大規模メンテナンスのあともつながりにくい状態が続いていましたが、今日になってやっと作業が完了したようです。これまでアップも思うようにできなかったので、ここ数日分をまとめて更新してみました。
 まずは下の「スターウォッチングin赤城2004」会場で撮影した画像の紹介です。M31やM42などを処理してみました。これには月刊天文ガイド12月号に掲載されていたRAPというフリーソフトもつかってみました。
 次は昨夜の報告です。伊勢崎市にある群馬県総合教育センターでの県民天体観察会に行ってきました。受講者を絞り、一人一人の方に月の撮影をしていただきました。カメラは持参のデジカメあり、センターで用意した一眼レフあり。フィルムの入れ方からはじめましたが、とても中身の濃い実習になったように思います。携帯のカメラで撮影に挑戦した方もいらっしゃいましたが、なかなか良い画像が撮れていたようです。
 そして今夜は、昨夜の講習会に刺激され、自宅で自分でも撮影してみました。現在はHαフィルタを使い、赤い散光星雲の撮影を行っています。久しぶりの好天、それも週末なので天文三昧の夜です。
スターウォッチング会場でのM42 D70による月(月齢8.3)
M42 今日の月

10月17日(日)

 昨夜はスターウォッチングin赤城2004が開催されました。
 準備のため、午後4時ごろ会場である赤城山の新坂平駐車場につきましたが、寒いの何の。「朝から晴れ」という天気予報がはずれ、一日中、厚い雲に覆われていたためか、気温は6℃ほどしかありませんでした。
 夕方から西の低空だけはずっと晴れていましたが、開会時刻が近づくにつれて雲も少なくなり、一晩中すばらしい星空を堪能することができました(詳しくはこちらからどうぞ)。
 参加していただいた皆さん、後援、ご協力いただいた方々、どうもありがとうございました。

10月14日(木)

 今日は部分日食が見られました。2002年6月11日以来、2年4ヶ月ぶりとなります。前回同様、朝から天候が思わしくなく、経過の一部をなんとか見ることができた程度でした。今回は露出をじっくり考えている余裕がなく、黒点もあまりうまく表現できませんでした。10分おきに撮影した画像はこちらからどうぞ。
 
 サーバーの大規模メインテナンスは終わったはずなのに、まだ調子が悪く閲覧できないことがあるようです。ご迷惑をおかけいたします。

10月9日(土)

 昨日までサーバーのメインテナンスのため更新ができなかったので、まとめてアップすることになりました。
 関東地方は台風22号が接近しており、せっかくの三連休も雨のスタートです。ここのところ、週末はずっと天気が悪いので、10/16(土)に行われるスターウォッチングin赤城2004も天気が心配です。先日も紹介しましたが、この催しは群馬県の赤城山で、一般の方々を対象に星空を楽しんでいただこうという、群馬星の会の主催事業です。雨天だと中止になってしまいますが、曇天なら決行します。この場合もお楽しみプレゼント等の行事は行いますので、ぜひ、お誘い合わせの上おいでください。詳細はこちらからどうぞ。
 10/7  32000HIT。

10月4日(月)

 9/11にLightningという月刊誌の取材を受けましたが、先日その記事が掲載されている11月号が発売されました。「バンザイ!基地生活。」という特集の中の一つとして我が家の天体ドームが紹介されています。
 取材の時はカメラマンの方がニコンのF5でフィルム何本も写真を撮っていましたが、あれだけ撮影しても実際に使われるのはたった7枚に過ぎないのですね。雑誌作りの質の高さを感じました。
 ほかに紹介されている方々は、自宅1階がガレージとスタジオだったり、大型スクリーンと本格的なオーディオを設置したドームシアターを所有していたりと、私よりはるかにすごい方ばかり(でも、自分だけの空間が確保されているという点では同じなんだなと思いました)。機会がありましたらご覧ください。
Lightning11月号表紙 紹介記事
竢o版社発行 詳細はこちら

10月3日(日)

 昨夜は群馬県の南西の端にある上野村で星の鑑賞会 in 天空回廊と題した観察会に行ってきました。会場となったのはまほーばの森というコテージやレストランのある森林公園。到着してすぐにスカイブリッジを渡って富士洞という関東随一の鍾乳洞を見学していきました。
 肝心の観察会ですが、天気予報は曇り・ところによって雨。夕方はその予報通り全天雲に覆われてしまったのですが、観察会が始まるころには快晴になり、夏の天の川もよく見える最高の空になりました。星座の解説を行ったあと、望遠鏡でM13やM57など見ていただいているうちにだんだんと雲が広がってきてしまたのでパソコンを使っての解説に切り替えました。終了予定時刻後に雲が切れてきたので、残っていただいた方には二重星団やM31なども見ていただき、最後は昇ってきた月を見てお開きというなかなか充実した内容になりました。 
スカイブリッジ 不二洞入り口 不二洞内部
スカイブリッジ 不二洞入り口 不二洞内部

 結局22時近くまで観察をしていましたが、これもまほーばの森にある森のコテージを使わせていただけたからでした。観察会後にすぐ風呂に入り、そのまま泊まれるなんて最高です(レストランでいただいた食事も美味しかったです)。そしてそれ以上に感じたのが、関わった方々の温かい心遣いでした。特にTさんには今日の午前中も子どもたちに石のパズルで遊んでいただいたり、簡単な工作を教えていただいたりするなど、たいへんお世話になりました。明け方から雨というあいにくの天気でしたが、心はとても晴れやかでした。
 
 帰りがけには恐竜センターに寄ったり、恐竜の足跡(右の写真)を見学してきたりしました。自分としては中里村の瀬林の漣痕(さざなみ岩)という意識が強いのですが、今は恐竜の足跡化石としての方が有名ですね。くわしくは下記からどうぞ。
  瀬林の漣痕  恐竜の足跡化石


 ちなみに中里村は平成15年4月に隣の万場町と合併し、神流(かんな)町になっていました。
恐竜の足跡化石
まほーばの森で 恐竜センターのシアター 瀬林の漣痕
お世話になったTさん 恐竜センターのシアター 化石の説明

10月1日(金) StellaNavigator Ver.7

 10月8日発売の天文シミュレーションソフト「StellaNavigator Ver.7」が(発売日前なのに)届きました。このソフトはいつも期待を裏切らないすばらしさなので、バージョンアップの案内が来た時にすぐ申し込んでおいたのです。早速インストールしてみたところ、メニューやツールバー、ダイアログの配色が標準設定でダークグレーの背景色と水色の文字になっており、とても落ち着いた良い雰囲気のものになっていました。実はVer.6の配色(緑色の文字)がきらいだったので、これはうれしい変更でした。
 今回の目玉の一つは多彩なプラネタリウム番組にあるようですが、たしかに充実した内容になっています。詳しくは上記のリンクや月刊星ナビ11月号をどうぞ。ただ、何度も同じ番組を見たり、時間がなくて途中まで見たりすることもあるので、(解説者の方には非常に心苦しいのですが)番組中の見たいところまで早送りできるといいなぁと思ってしまいました。
 まだまだ使い始めたばかりですが、たくさんある機能を少しでも使いこなせるようにしていきたいと思っています。
 本日でこのサイトも5年目に突入です。今後ともよろしくお願いいたします。
ステラナビ7の画面
「にじみ星」を選択した画面
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