11月27日(土)

 18日に紹介したNGC891とM77は、群馬星の会の須田さんに譲っていただいた25cmF6ニュートンで撮影しました。鏡面は細井光学製、鏡筒はアーム光学製、接眼部は高橋製作所のMT-200用という特注品です。焦点距離は1500mmですが、M81などの大きな天体は冷却CCDの写野からはみだしてしまいます。そこでずっとレデューサーを探していたのですが、この秋にやっと入手できました。また、コレクターについても先日手に入れることができました。学期末の忙しさが一段落したら、これらのアイテムを使っていろいろと撮影したいものです。
 画像は先日この25cmで撮影したM74銀河です。もとはモノクロですが、昨年末にε-160という別の望遠鏡で撮影したカラー画像と合成してみました。さらにNeat Imageというフリーソフトを使ってノイズを減らしてあります。ちょっと眠たいようなすっきりしない作品ですが、ご覧ください。
11/23 35000HIT)
M74

11月18日(木)

 一昨日の撮影ですが、ガイド精度は以前よりも少しはましになってきたようです。しかし、春のころに比べるとまだまだといった状態です。また、M45は改造リモコンがうまく受光部に当たっていなかったようで、5分露光が2枚しかできませんでした(自動撮影にして入浴していたのが悪かった・・・)。そこで17日もM45を撮影しようと思っていたのですが、高く昇ってくるのを待っているうちに雲が広がってきてしまいました。しかしながら街中で、冷却CCDではなくデジタル一眼レフカメラでここまで写せるのだから驚きです。よろしかったら下の作例をクリックして大きな画像でご覧ください。
 真ん中の画像はNGC891です。露光時間が増えたのでコントラストが少しよくなりました。右はM45が昇るのを待つ間に撮影したM77です。よく見ると、外周部の淡い腕もなんとか写っているようです。こちらの2枚は冷却CCD(Bitran BJ-41L)です。 
M45(ニコンD70&タカハシε-160) NGC891 M77

11月16日(火)

 ここのところ、太田宇宙の会のもてぎさんのページで「NGC2174(通称モンキー星雲)は、どの向きに見るとサルの顔に見えるか」という話題がありました。私はサルに見るのなら絶対B(北が下)だったのですが、通常の画像の向き(北が上)でも違ったサルの顔に見えるのですね。自分で撮った画像で再確認しようと思いNGCのページを見たらずっと昔ぐんま天文台で撮った古い画像しかありませんでした。2月に撮った画像をアップし忘れていたようなので、今回更新しておきました
 現在、NGC891を撮り直しています。星像が大きくなってしまうのはシーイングだけでなく、どうやらガイド精度にも理由がありそうです。そこで、オートガイダーの設定やスカイセンサー2000PCのバックラッシュの設定などを変えて試行錯誤しています。また、D70でプレアデス星団も狙ってみましたが、結果は如何に・・・。
モンキー星雲(これは通常通り北が上)

11月14日(日)

 先日お知らせした通り、11月7日(日)群馬テレビの番組「われら元気仲間たち」で群馬星の会が紹介されました。3分間の短い番組でしたが、スターウォッチングin赤城の様子や我が家で行った特別例会の様子がテンポよく紹介されていました。
 休日を利用してキャプチャーした画像をもとに簡単な報告ページを作ったのでご覧ください。なお、画像使用に際しては、群馬テレビさんから快く許可をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
<群馬テレビ「われら元気仲間たち」>より→

11月13日(土)

 今週は金星、月、木星が明け方の空に並んで見えていたのですが、体調が優れず、お預けとなってしまいました。
 昨夜は夕方からきれいに晴れ上がったので、久しぶりに撮影をしました。対象はアンドロメダ座にある銀河、NGC891です。10月にも撮ったのですが、このときは3分しか露出ができず、RGB画像も2〜3枚ずつしか撮れませんでした。今回は露出を5分に伸ばし、銀河のより淡い部分まで写し出そうと再チャレンジしたのですが、シーイングが悪く、星像がボテボテに大きくなってしまいました。途中から雲も出てきてしまったので、結局、10月に撮った数枚の写真から無理やりカラー合成してみました。      
11/07 34000HIT.
昨夜のNGC891(星像が大きい!) 10月に撮ったもの カラー合成

11月4日(木)

 日中はよく晴れていたのですが、夕方から曇ってきてしまいました。夜半前には晴れそうな気配ですが、そのころには月が昇ってきてしまいそうです。そんなわけで、スターウォッチング会場で写した画像をいろいろ処理してみました。一つ目はは二重星団と呼ばれるNGC869&884です。例によってRAPでダーク処理をしましたが、今回はコンポジットなしの1枚画像です。淡い星雲を描写するわけではないので、3分露出1コマで十分なようです。二つ目はM31の再処理をしてみました。カラーバランスを整え、淡い部分を強調してみました。
 このほかにも夏の大三角を写した画像があるのですが、こちらは光害の影響で、画面下半分が緑色にかなりかぶってしまいました。
二重星団

11月2日(火)  群馬テレビの取材風景

 10月30日に行われた群馬テレビの取材の様子を報告します。
これは毎日曜日夕方に放映されている「我ら元気仲間たち」という番組で群馬星の会が採り上げられることになり、先日のスターウォッチングin赤城2004に引き続き、我が家での収録となったものです。狭いドーム内に延べ18人の方が出入りし、にぎやかな取材となりました。
 なお、放映予定は11月7日(日)午後6:25〜です。
取材を受けるN氏 カメラクルーは4人 天体写真も収録
     
モニターでチェック 1階は立錐の余地なし 狭くてすみませんでした
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