2001.03.23(金)〜24(土)観察用望遠鏡占有利用のはずが・・・。

 研究室だよりでも紹介していますが、今月は65cmでの観測がたくさんありました。ところで、65cmと私の相性は悪く、3月に入るまで2勝8敗2引き分けくらいです。天候が悪くてキャンセルしてばかりです。この2勝も個人利用の時ではありません。一度は11月に行われた「観測研究講座」の時で、光電測光を一晩中行いました。この時はパソコンの画面に出てくる数字を見ていただけです。あとの1勝は今年の2月2日。この日は研究室での予約でした。一晩中よく晴れ、データがしっかり取れました。院生のM君といっしょでした。

 2引き分けは2000年6月2日と8月27日。6月はわずかの間だけ晴れ、CSTの早川さんが持ち込んだCCDでM51、13、57を撮りました。しかしこの日は湿度が高く、晴れているのにドームを閉めなくてはなりませんでした。

 8月27日も天気が悪くてずっと待機。午前2時過ぎにやっと雲が切れ始め、わざわざ館林からいらしてくれた群馬星の会の高柳さんといっしょにワンダーアイで惑星を観望し、VTRでコリメート撮影をしました。でもすぐに薄明が始まってしまいました。

 ここのところ、65cmでの観測のため観察用望遠鏡の個人占有利用は二の次でした。しかし、運良く23、24日に観察用望遠鏡の予約が取れました。こちらは65cmと違ってまずまずの勝率を誇っています。
 今回は春の銀河がターゲットの中心です。そこで、焦点距離の長いMT-300を予約しました。24日は観測研究講座で一緒だったNさんもいらっしゃいます。PC-IRAFについての情報交換や講座修了証をいただき、記念写真を撮る話も持ち上がっていました。ところが、空はすっかり春模様です。23日は快晴ならぬ快曇。24日も天気予報通り、21時頃から曇ってしまいました。

 新年度になると利用できる時間はなかなかとれそうもありません。しばらく、活動休止になりそうです。

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