10月29日(水)

 太陽面は活発な状態が続いています。今日はFC-50という小さな望遠鏡で写真を撮ってみました。おととい確認した新しい黒点も大きくなっており、これも肉眼で見ることができるほどです。中心よりやや北(上)にあるものがそうなのですが、おとといは奇妙な形に見えていました。大島さんのWebでは「馬蹄形をしている」として拡大写真が公開されていますので、こちらもあわせてご覧いただくとわかりやすいかと思います。 2003年10月29日の太陽

10月28日(火)

 今日は一日中雨。群馬県民の日だったのですが、太陽を見ることさえできませんでした。そこで、古い天体写真を少し整理してみました。星座の写真を中心にまとめたので、そのうちのいくつかをアップしました。
 今後の目標の中にメシエ天体(110個)を全部そろえることと星座(88)を全部そろえることがあるのですが、最近はCCDばかりなので後者は特にきつい状況です。まあ、いつまでも楽しみが続くと思えばそれもいいものなのですが・・・。
アンドロメダ座

10月26日(日)

 今日は群馬県伊勢崎市にある県教育センターでの県民天体観察教室に行ってきました。8月30日に続いて2度目の教室でしたが、今回はよく晴れた上に肉眼でも見えるほどの黒点があり、とても見ごたえがありました。ぐんま天文台からも参与の清水実先生と研究員の長谷川隆氏が派遣されており、また太陽望遠鏡も用意されるなど、ほかではなかなか味わえない観察会でした。
まずは遮光板で観察 投影板に写った太陽 大きな黒点が2つも
ぐんま天文台の移動用太陽望遠鏡 Hαフィルターを通してみた太陽 プロミネンスもくっきり

10月25日(土)

 昨日AstroArtsのHPを見ていたら肉眼黒点が出現しているというではありませんか。さっそく遮光板を通して見てみると、中央やや右下にその姿を認めることができました。今日は自宅で観察しようと思っていたのですが、あいにく一日中曇り。そこで、今週撮影したM(メシエ)天体をいくつか処理しました。右の写真は4コマをモザイク合成したアンドロメダ銀河(M31)です。RGB画像を撮影・処理するのは大変なので、以前銀塩で撮影した画像を使ってカラー化してみました。
 本日で19000HIT。
M31(モザイク)

10月21日(火)

 スターウォッチングに関連して、参加された方々や小学校時代の星仲間など、いろいろな方からメールをいただきました。ありがとうございます。
 今週は月明かりもあまりなく、秋の星空見物には絶好のチャンスです。昨夜はペルセウス座のM34という散開星団(星の集まり)を撮影しました。拡大率が高すぎてちょっとまばらな感じに見えますが、満月ほどの範囲に約60個の星々が集まっている天体です。
 
M34

10月19日(日)

 昨夜は群馬星の会主催によるスターウォッチングin赤城2003という観察会を行いました。前半は雲が流れていたものの、20時過ぎからは安定した快晴となり、去り行く火星や秋の星空を200人以上の方々と楽しむことができました。詳しい報告はこちらからどうぞ。(右の写真はお楽しみ抽選会の様子です。)

10月08日(水)

 今日は十三夜。十五夜の時は雲間から少し月が見えただけでした。今日はそれよりも少しはましかな、といった程度ですが、片見月は良くないらしいので、月見酒を呑みながらの観望です。
 月といえば、最近大学時代の友達から
「もっと大きいサイズの月の画像があると印刷して授業でも使えるのでよろしく」
と頼まれました。サーバーにも余裕ができたので、800×800ピクセルの画像をアップしてみました。月の満ち欠けのページからそれぞれの画像にリンクを張ったので、ご活用ください。
月齢13.5の月

10月06日(月)

 天文雑誌に載っている火星はやはりすばらしいものが多かったですね。9月9日の火星と月の大接近をアストロアーツのHPに投稿したところ、私の作品も一緒に掲載されていたので良い記念になりました。このほかにも伊賀氏によるRegistaxの処理方法は非常に役に立ちそうでしたし、一眼レフタイプのデジタルカメラのすごさも詳しく伝えられているので、永久保存版になりそうです。
 火星と月の接近といえば、今晩もある程度近づく日ですね。先ほど眺めてみましたが、前回のように火星の模様と月のクレーターを同時に楽しめるほどではありませんでした。一応、記録写真は撮ってみましたが、火星の存在がわかるでしょうか。
月と火星 10/06
月と火星

10月03日(金)

 今日はM103を撮影していたのですが、だんだんと雲が広がってきてしまいました。そこで、趣向を変えて冷却CCDで撮影した数少ない火星の画像処理をしてみました。撮影日は8月22日。RGBそれぞれ20コマずつをコンポジットしました。今までアップしてきたデジタルビデオカメラの画像より、なんとなく質が高いようにも見えます。また、アストロアーツの火星投稿写真に応募した組写真もアップしました。
 今月は5日が日曜日のため、天文雑誌は明日発売になるものがあります。どんなにすごい火星の写真が掲載されているのか楽しみです。
冷却CCDによる火星(8/22)
冷却CCDによる火星

10月02日(木)

 最近撮影した星団の画像を処理してみました。撮影は機械任せにできる部分が多くなったため、M2、M15、M52、M72など、秋の天体をいくつか撮りました。銀塩にくらべてすぐ結果が確認できるため、撮影効率が格段に向上しました。
 画像処理はStellaImage4という天体用のソフトを使っています。こちらも使いやすく、ずいぶん処理が楽になりましたが、それでもまだ手間がかかります。しかし、光害の少ないところへ遠征観測することを思えば自宅で処理できるとうだけで大きなアドバンテージになります。
 このシステムでいつかはメシエ天体を全部取り揃えてみたいと思います。
M52
M52(カシオペア座の散開星団)

10月01日(水)  メシエ天体の撮影

 10月に入り、きれいな青空が広がるようになりました。しかし、空気の揺れは激しく、火星観察には不向きです。そこで、ここのところメシエ天体の撮影を試みています。赤道儀に同架した高橋製作所のε-160という望遠鏡にBITRANのBJ-41Lという冷却CCDカメラを取り付けての撮影です。光害の中でも撮影できる気軽さがいいですね。
 
 このHPも今日で丸3年。18000HITです。今後もよろしくお付き合いください。
M15
M15( ぺガスス座の球状星団)
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