スターウォッチングin赤城は、今年で17回目を迎える群馬星の会の主催行事です。今回もよい天気に恵まれ、多くの方々に火星や秋〜冬の星々を楽しんでいただくことができました。
ここではその様子についてご紹介いたします。 |
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会場は群馬県のほぼ中央に位置する赤城山新坂平駐車場。標高1430mで紅葉の真っ盛りです。
参加される方にはまず受付をしていただきます。その際、参加賞として会員の手による天体写真をプリントしたポストカードをお配りしました。
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カードは今年一番の話題となった火星の拡大写真、組み写真、火星と月の大接近のほか、太陽のプロミネンスを撮影した作品などの中からお好きなものを選んでいただきました。 |
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開会行事はPM7:00を予定していましたが、夕方から雲がわいてしまい、星が見られそうもない状況だったためか出足は鈍かったようです。そのため、予定を遅らせ7:30過ぎから開会行事を始めました。
天候はその後も安定せず、晴れたり曇ったり。折を見て火星の大接近についての解説を行いました。 |
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今回会員が持参した望遠鏡は40cmドブソニアンをはじめ、25cmシュミット・カセ、21cm&18cmミューロン、18cmニュートン、10.6cm屈折などのほかに、タカハシの16cm反射をドブソニアンに改良したものや大型双眼鏡などもありました。
天候はその後すっかり安定し、昨年に引き続き秋の星空を十分楽しむことができました。リピーターの方も多く、防寒対策もバッチリという方が増えてきました。 |
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おなじみになった大抽選会。今年の景品は天文ソフトとMeadeのデジタルカメラ付き双眼鏡が目玉でした。
商品提供はいつもお世話になっているCST(コンピュータ・システム・テレスコープ)、コニカ、群馬県立ぐんま天文台の各企業・団体です。ご協力、ありがとうございました。
景品によってはじゃんけん大会を行ったり年齢制限を設けたりしての配布となりました。実行委員長の新井さんによる名司会ぶりも恒例となっています。下の写真は天文書籍やソフト、双眼鏡などを手に入れた方々です。 |
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抽選会が終わってからも快晴の星空が続いています。そこで、冷却CCDによる天体撮像の実演も行いました。システムはタカハシのFSQ-106とビットランのBJ-41Lです。対象はさんかく座のM33。実は昨年のスターウォッチングでも撮影していたのですが満足のいくものにはなっていませんでした。そこで今回撮りなおし、昨年のRGB画像と合成してみました。 |
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恒例になった実行委員長新井さんのご両親によるおいしい差し入れ。実は食材も容器も割り箸も、何から何まで自腹を切っての無償サービスなのです。本当にありがとうございます。今年は受付でカラーボールを配り、それを引換券とさせていただきました。味のしみこんだおでんは体だけでなく心まであたたまります。
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今回は正式に受付をされた方(星の会会員を除く)だけで200人を越える盛況振りでした。寒い中、参加してくださった方々、ご協力いただいた方々、誠にありがとうございました。
来年も開催を予定しています。またお会いしましょう。 |