「星空への招待」とは福島県にある吾妻山で行われていた天文ファンのためのイベントです。著名な天体写真家で多くの天文書を出版し続けている藤井旭さんとその仲間達によって運営されていたこの星祭りは,その後,日本各地で行われるようになったすべての星祭りの原型,お手本といっても過言ではないでしょう。事実,現在日本で最も規模の大きい星祭りである「胎内星祭り」の主催者,JPLの沼澤茂美氏もスカイ&テレスコープ誌に掲載された「胎内星祭りの歴史」という記事の中で,「星空への招待」について詳しく述べられています。
1977年,中学2年生の時に初めてこのイベントに参加した私は、興奮のあまりほとんど眠れなかったことを今でもよく覚えています。藤井さんの著作に登場する天文犬「チロ」に出会えた喜び,わくわくするような自作望遠鏡の数々。一度でとりこになってしまった私は,その後1979年から1984年まで毎年参加させていただきました。
実は,私のこのHPのタイトルは「星空への招待」を模したものなのです。同じ名前にするのはおこがましいので,似たような言葉を捜した結果です(英訳すると同じでしょうか)。
さて,そんな星空への招待について,思い出のアルバムの中から気に入った写真を紹介していきたいと思います。
とりあえず1977年の様子
大きなシンボル旗 | 藤井さん、チロとの3ショット (雨合羽を着ているのが私) |
こんな手作り望遠鏡も出品 |
チロの写真。 「星になったチロ」という藤井さんの本が小学校高学年の課題図書になったことがありましたが,その続々編「チロの星日記」のなかで,私の撮った写真を使っていただきました。残念ながらこの本はもう入手できないようです(図書館で借りてきました)。どなたか譲っていただけないでしょうか。なお,「星になったチロ」は,2002年の秋に文庫化されて再発行されました。 |
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