ルーマニア編 その3

今回、我々のガイドについてくれたのはデニサさん。日本語のできる人はいないと言われていたのに、彼女はずいぶん日本語がしゃべれました。
おもしろかったのは、子どもたちとやったしりとり。終わりがないのです。彼女にしてみると「ん」は「N」で終わっているのだから、「なす」なんてつなげてもいいと考えてしまうらしいのです。「ん〜なす!!」。どうやってもうまく説明できませんでした。

移動に使ったミニバスは日食当日もチャーターし、天候がよくないときは晴れ間を求めて移動する計画です。
移動に使ったベンツのミニバス



国民の館の次に行ったのは革命広場。周りには大学図書館やアテネ音楽堂、劇場や国立美術館など、いろいろな建物が建っています。しかし、印象に残ったのはやはり旧共産党本部。チャウチェスク大統領が屋上からヘリコプターで脱出した、あの建物です。

下の3枚は、革命の傷跡とも言える写真。一番左の建物は壊れたまま。その他の写真もアップで見ると、銃弾の跡が今も残っています。
旧共産党本部
壊れたままの建物 革命の傷跡とクレツレスク教会 今なお残る銃弾の跡

この日、最後に訪れたのは凱旋門。第一次世界大戦の勝利を祝って作られた石造りの門なのですが、これも知りませんでした。道路は放射状に伸び、ブカレストがかつて「バルカンの小パリ」と呼ばれたのもうなずけます。(しかし、フランス風の建築物の多くは、チャウチェスクの独裁政権下で破壊されてしまったのだそうです)
ルーマニアの凱旋門 凱旋門と日食のポスター 凱旋門と教会

トップページ 1999/08/11日食メニュー 前のページへ 次のページへ