12月23日(木)

 月が大きくなってきてしまいました。一昨日(21日)は月明かりがあったものの、透明度がよかったのでマックホルツ彗星の姿もそれなりには写し出す事ができました。しかし、今日は月齢11.3.。さすがに撮影はしばらくお休みです。 
 休日だったので、撮ったことを忘れていた画像を処理していくつかアップしました。カシオペア座の散光星雲NGC281とはくちょう座の網状星雲(NGC6992)です。

          
12/21のマックホルツ彗星 NGC6992(網状星雲) NGC6992
12/21 NGC281 NGC6992

12月20日(月)

 18日(土)は群馬星の会の例会でした。最近はデジタル一眼レフの話題がたくさん。DSRL Focusというソフトのことや画像処理のことなど、有意義な情報がたくさん得られました。
 また、今日はCST友の会のミーティングもありました。残念ながらこちらには出席できませんでしたが、美味しいなべを囲みながらマックホルツ彗星の撮影を行ったそうです。アストロアーツの投稿画像にある森さんや早川さんの画像はすごいですよ。ぜひご覧ください。
 右の写真は例会後に自宅で撮ったマックホルツ彗星です。24時30分頃になってしまったので、西に低く、見栄えがしませんでした。
 あとの2枚は以前撮影したNGC1491とカラー合成したまゆ星雲(IC5146)です。


           本日37000HIT
12/18のマックホルツ彗星 NGC1491 IC5146(まゆ星雲)
12/18 NGC1491 IC5146(まゆ星雲)

12月18日(土)

 昨晩、仕事帰りに空を眺めるとおぼろ月。マックホルツ彗星の撮影はあきらめ、たまっていた画像を処理してみました。かなり強めの処理をすると、彗星の尾がなんとか浮かび上がってきました。
 日付が変わり、天気予報をチェックしてみると「現況は晴れ」となっています。あわてて外に出てみると快晴。すぐ撮影の準備にとりかかりました。 尾の様子は毎晩のように変化しているようです。これだから彗星は見逃せません。
 機材は焦点距離530mmのε-160+冷却CCDカメラBITRAN BJ41-Lです。自宅での撮影なのでNeatImageで処理してもノイズがかなり目立ってしまいました。

         
12/13 12/16 12/17

12月16日(木)

 12月13日(月)の北関東地方はとてもよく晴れ上がりました。そこで持ち帰り仕事の合間を縫って、ふたご座流星群とマックホルツ彗星を狙って写真を撮ってみました。流星はどこに流れるかわからないので、カメラを適当にセットしての自動撮影です。70コマ以上撮影しましたが、流星が写ったのはわずかに4コマ。それも薄くかすかなものばかりでした。2001年のしし座流星群が懐かしく思います。 
 マックホルツ彗星は自宅からだと街明かりの中。透明度のよい日だったので、なんとかなるかと思ったのですが、尾はほとんど写っていませんでした。残念。

 今日も彗星を撮影していますが、モニター画面で見る限りやはり尾は写っていません。空の暗いところに出かけたくなってきました。
オリオン座を流れる流

12月12日(日)

 一昨日、昨日と、群馬県の南部は雲が飛んでいましたがマックホルツ彗星はどんな様子だったのでしょうか。AstroArtsの投稿画像では、尾がずいぶんわかるようになってきているようですが、私は安定しない天気&忙しさ&頭痛のため、ドームのスリットを開けることさえしませんでした。太田宇宙の会主催の興味深い講演会(最先端の彗星天文学)にも行けず、むなしい休日でした(でも、新選組の最終回はしっかり見てしまいました)。
 右の画像は気分転換に処理したIC5146(まゆ星雲)です。周囲に暗黒帯があり
夜空にぽっかり浮かんでいるような印象を受けます。RGB画像も撮ってあるので、また時間ができたらカラー合成したいと思います。
IC5146(まゆ星雲)

12月09日(木)

 今日の画像は11月末に撮ったケフェウス座とカシオペア座にあるNGC7822IC1805といった散光星雲です。月明かりがあったため、Hαフィルターを使い赤い星雲を強調してみました。肉眼では全くわからない星雲ですが、こういった天体を浮かび上がらせていくのも天体写真の一つの楽しみです。
 マックホルツ彗星(2004 Q2)も気になりますが、忙しくてもう少しお預けです。
 昨日 36000HIT
NGC7822 135mmF4 IC1805 135mmF4

12月05日(日)

 昨日は大学時代に所属していた天体気象研究部の親睦会に参加してきました。昨年も書いていますが、これは現役部員がOBを招いてくれる同窓会のような集まりです。今年も懐かしい顔にお会いすることができ、楽しいひと時を過ごしてきました。
 12月に入り、昨日以外は安定した晴天が続いています。そこで毎晩のようにHαフィルター+冷却CCDのシステムで自動撮影をしています。学期末で忙しいため、セッティングをしたあとは機械任せ。成功率はまだあまり高くありませんが、便利な時代になったと感じさせられます。画像はたまる一方なのですが、アップはもう少し先になりそうです。
 以前、オークションでお世話になったSaturn-WEBさんから、「☆スターダストを聴きながら♪☆彡」というHPをアップされたとの連絡をいただきました。デジタル一眼レフ(EOS KISS)を駆使し、美しい天体写真をたくさん撮影されています。今回、相互リンクさせていただきましたので、ぜひお立ち寄りください。
 また、自作曲を中心に紹介されているtetsuさんからは、天体写真の使用についての連絡をいただきました。「ピアノとプライベートスタジオ」というページです。こちらもぜひどうぞ。

12月01日(水)

 今日から12月。カレンダーも最後のページです。群馬県では、多くの方に群馬の豊かな自然について知っていただくため、1997年から「ぐんま自然環境カレンダー」を作成しています。その今月のページに群馬星の会が紹介されています。わが会の活動の概要や、会の顧問である石原先生のインタビューなどが掲載されています。詳しくはこちらをどうぞ。
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