スターウォッチングin赤城2013

 今回のスターウォッチングin赤城は28回目。上弦の月だったので、月の撮影会を行いました。
 
 昼間は季節はずれの真夏日。Tシャツ&短パンで現地入りすると、1400mにある会場はすでに12℃まで気温が下がっていました。
 肝心の天候は、時折雲が流れるものの、参加された方々には月の観察&撮影を楽しんでいただけました。しかし、とにかく風が強く、また昼間との温度差が激しかったため、お楽しみ抽選会のあとは三々五々、帰宅された方が多かったようです。風はその後も収まらず、物が飛ばされたり、双眼鏡が倒れたり。危険を感じるほどだったので、24時の解散を待たずに本部テントを撤収しました。

 これほどの風は、開催以来初めてだと思いますが、そんな中でも200名ほどの方々に参加していただき、群馬星の会会員一同、うれしく思っています。

 ご協力いただいたCST、ギガオプト、サンデンファシリティ(株)の各社様からは、今回も組み立て式望遠鏡キットや双眼鏡、マルチスコープなどのプレゼント品を提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
受付では、案内のリーフレット(お楽しみ抽選会の番号入り)と、参加賞として会員撮影の天体写真及び宇宙アサガオの種を配布しました。また会員が撮影した天体写真は販売も行いました。 参加者の方には、持参したデジカメや携帯、スマホなどで月の撮影に挑戦していただきました。みなさん、初めてでもきれいな写真をゲットされ、世界に1枚だけのお土産をお持ち帰りしていただくことができました。
 
会員の清水さんが持ち込んだのは、約40年前の西村製望遠鏡。最新の機材を使いこなすだけでなく、古い物も大切に使われていらっしゃいます。
新井実行委員長による恒例のお楽しみ抽選会。品物によっては対象者限定のじゃんけん大会になります。画像はH社の車に乗っている大人限定じゃんけんの様子です。
 
こちらは見事、組み立て式望遠鏡を手に入れた小中学生。これでたくさん星を見てくださいね。 今年5月の「ケアンズ皆既日食観測報告」を行うのは日食ハンターの新井浩之さん。上海以外はすべて観測に成功しています。
この日、スマートフォンで撮影した月です(SONY Xperia Z )。携帯の場合は、レンズの中心を合わせるのが難しかったようです。おすすめはコンパクトデジカメ。望遠鏡で月を見る機会があったら、ぜひ挑戦してみてください。
 
 22時頃の北の空の様子です。まだ月が明るかったため、星の数はあまり多くありません。24時ごろまでは、アンドロメダ銀河や二重星団、すばるなどの観望をして楽しみましたが、あまりにも風が強かったため、夜明けを待たずに撤収しました。
 
群馬星の会では、随時、会員を募集しています。活度に興味のある方はぜひご連絡ください。11月例会では、今回の状況を振り返り、さらによいイベントになるよう努力していきたいと思っています。
 参加されたみなさん、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


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