スターウォッチングin赤城2010

 スターウォッチングin赤城は今回で24回目です。昨年は霧の中で準備をしているうちに、天気予報通り雨が降り出し、開催が危ぶまれるほどでした。しかし、奇跡的に天候が回復し、後半はきれいな星空を見ることができました。
 
 今年もあいにくの天気で、開催時間中はわずかに月と木星が見えただけでしたが、それでも200名近い方々に参加していただきました。

 ご協力いただいたCST、ギガオプト、サンデンファシリティ(株)、木工房WOODY,COSMOSの各社様からは、今回も双眼鏡やマルチスコープなどのプレゼント品をたくさん提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
 明るいうちから望遠鏡の用意を始めています。今回は、会場になっている駐車場に工事車両が置いてあったため、使えるスペースがいつもより若干狭くなっていました。  参加される方には、いつも受付をしていただいています。これは、イベントに関して万が一のことを考えて掛けている保険と、プレゼント抽選番号の確認のためです。また、参加記念品として、星の会会員の新井さんによる「イースター島での皆既日食」の天体写真がプレゼントされました。
 
 星が見られることを祈りつつ、倉林さんによる今夜の星空の解説を行いました。時折霧が晴れ、雲間から月や木星がうっすらと見えることもありました。  わずかな雲間から、木星を見ていただくことができましたが、この後、状況は悪くなる一方でした。
 
 相変わらずの曇り空なので、ご協力いただいている販売店さんのブース紹介を行いました。
 こちらは木工房WOODY,COSMOSさん。3年連続ではるばる千葉県からの参加です。
 常連のギガオプトさん。地元群馬県前橋市にある望遠鏡、双眼鏡などの販売店です。
 「あいさつはアヤシー」と言うだけあって、怪しい望遠鏡がたくさん並んでいました。
 双眼望遠鏡のCONTACT。オーダーメイドで素晴らしい双眼望遠鏡を製作してくれます。鏡筒が2本とも黒いため、写真では細部の様子が良く分からなくて申し訳ありません。 恒例のお楽しみ抽選会。景品によっては、「星空への招待」でおなじみだった”あっち向いてほい”を行っていただきました。
 晴れる望みが薄いため、新井実行委員長による「イースター島皆既日食観測報告会」を行いました。昨年の中国・上海での惨敗を帳消しにする、見事な画像&映像でした。
 このあとも天候は回復せず、22時を過ぎた頃に一般参加の方々は三々五々、帰路につかれたようです。
 深夜0時を過ぎ、私たちスタッフもそろそろあきらめて寝ようかと思い始めた頃、雲がきれてきれいな星空が顔を出しました。会員の新井浩之さん持参の40cmドブソニアンやCONTACTさんの双眼望遠鏡で眺める星雲・星団は格別でした。
Nikon D80(ノーマル機)+SIGMA 20mmEX DG F2.8 
 
 今回正式に受付をされた方は165名。昨年もそうでしたが、天候から考えれば、本当によくこれだけの方々にお出でいただいたなと思っています。この催しが認知されてきた証とも言えるでしょうか。
 今後、ぐんま星の会の例会でも意見を出し合い、よりよいイベントになるよう努力していきたいと思います。

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