スターウォッチングin赤城 2002

今年のスターウォッチングin赤城は,今までで最高の天候に恵まれ,前半は月の観察,後半は秋〜冬の星々や土星などを十分楽しむことができました。
右の写真は今年も進行を務めていただいた実行委員長の新井寿氏です。
   
前半は,いろいろな望遠鏡で月の観察を行いました。あまりにも天気がよいので,プロジェクターによる解説はあえて行わず,とにかく実物をたくさん眺めていただきました。

右の写真は会場で撮影したものです。使用機材はFC-50(タカハシ製作所の5cm望遠鏡)とNikonのデジタルカメラ(COOLPIX880),アイピースはLV-15(ビクセン)です。
   
受付は実行委員長のかつての教え子達が引き受けてくれました。会員達は自分の望遠鏡にかかりきりなので,とても助かりました。
   
会員の加藤さんは,しし座流星群で活躍したビデオ機材を月に向けて,生の映像を映し出していました。また,双眼鏡もセットしてあったので,その片方のレンズにデジタルカメラを手持ちで押し付け,月を撮影してみました。けっこうよく撮れていると思いませんか。
  
実行委員長の新井さんは,自分で改良を加えた18cm反射望遠鏡で,いろいろな天体を参加者のみなさんに楽しんでもらっていました。
   
今年の大抽選会では,会員も欲しがるような発売されたばかりの天文ソフトなどが景品になっていました。
商品提供はいつもお世話になっているCST(コンピュータ・システム・テレスコープ)、コニカ、群馬県立ぐんま天文台の各企業・団体です。ご協力、ありがとうございました。

写真は見事、ソフトを手に入れた2名の方と、双眼鏡をGETされた方です。
  
昨年はCSTの早川氏によるCCD撮像の実演が行われました。カメラは開発中の新型CCD(BJ-PROTO)でしたが,これがBJ-41という製品だったのです。実は,私もこのCCDカメラを早速購入したので,今回も実演を行いました。上の画像はこぎつね座のM27(あれい星雲)。下は白鳥座のNGC6940(網状星雲)です。LRGBという手法で合成していますが,とりあえずの処理画像です。
  
名物になった実行委員長新井さんのご両親によるおいしい差し入れ。今年は香りもゆたかな豚汁でした。私の甥っ子は3杯もいただいてしまったそうです。
  
あまりにもよい天気だったため,プロジェクターによる各種の報告は夜遅くなってから行われました。今年の内容は,加藤さんによるしし座流星群のVTRと新井浩之さんによるテニアン島金環日食(右)でした。

参加してくださった方々,ご協力いただいた方々,誠にありがとうございました。
来年,またお会いしましょう。

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