2005年08月28日(土)  太陽

 群馬の夏の夜はやはり晴れないことが多いですね。木曜日の晩も台風一過の空を期待していたのですがダメでした。

 昨日は群馬県教育センターで行われた県民天体観察教室に行ってきました。今回のタイトルは「太陽と昼間の星を見よう」です。例によってぐんま天文台からもHαフィルターを装備した太陽専用望遠鏡を持って研究員の方が駆けつけてくれていました。この時期の太陽は残念ながら活動が活発ではなく、目を引くような大きな黒点やプロミネンスはあまりありませんでしたが、普段と違った望遠鏡で眺める太陽面はやっぱりおもしろかったです。
 右の写真はこのときに教育センターのドームにある16cm屈折望遠鏡で撮影したものです。                            本日 55000HIT
8/27のプロミネンス

08月24日(水)  取材

 昨日、今日と桐生タイムスさんの取材を受けました。こうした機会があるとなんとなく考えていたことが自分でも整理できて、思わぬ発見がありますね。今回は「理科離れ」についていろいろ考えている自分に気がつきました。何ができるかはわからないのですが、このHPも少しずつ改善・発展させていければと思います。
 久しぶりにリンクのページを更新しました。相互リンクの依頼をいただいた6つのサイトを追加しました。   

08月23日(火)  愛地球博

 21日(日)、22日(月)と愛・地球博(愛知万博)に行ってきました。前夜発の夜行バスで名古屋駅に着いたのは午前5:15。その後、始発に近いシャトルバスに乗ったので8:40頃には入場できました。
 始めに行ったのは三菱未来館。天文屋としては雑誌でもよく紹介されていた「もしも月がなかったら」はなんとしても見たかったのです。天井や床にまで広がる映像はさすがに迫力がありました。右の写真はお土産コーナーにあったお菓子です。
 それにしても込んでいました。公式HP入場者数推移では、比較的すいていた日にあたるのですが・・・。今考えれば、すいているうちに整理券をもらい回ればよかったと思います。
 天文関係の展示としてはアメリカ館とロシア館が見学できなかったことが心残りですが、
それを差し引いても十分満足できる2日間でした。

08月20日(土)  ぐんま昆虫の森

 先日、8/1にオープンしたぐんま昆虫の森に行ってきました。今までに6回ほど行ったことがあるのですが、全面オープン前ですべて仕事がらみでしたので、一般参加は初めてとなります。
 当然のことながら昆虫観察館も出来上がっており、その中をゆっくり見学していたら冨士山沼ゾーン・雑木林ゾーン・桑畑ゾーンなどのフィールドを見る時間がなくなってしまいました。展示は昆虫に絞っているだけあって「さすが」という気がしました。特に標本ではなく、飼育している様子を展示している所がよかったです。
 群馬にはいないオオゴマダラやコノハチョウも見ることができましたが、自然に生息しているものではないので、代わりに最近近くの山で撮影した画像をアップしておきます。
                      本日54000HIT
昆虫観察館 イトトンボ ヒメウラナミジャノメ

08月14日(日) ペルセ群

 天気予報はよくなかったのですが、昨夜も赤城山に行ってきました。着いた時は曇り。夕食時には小雨も降ってきましたが、20時から22時.頃と27時半過ぎは雲が途切れ、流星もそこそこ見ることができました。左の写真は改造したD70でとらえた白鳥座からこと座の銀河です。残念ながら、流星は一つもとらえることができませんでしたが、試写ができて満足です。
 一夜明けて、今日の午前中は赤城山の観光地に足を伸ばしてきました。真ん中の写真は覚満淵と呼ばれる湿原です。以前よりも水位が上がっているように感じました。右の写真はおまけですが、昨夜遅くトイレに行った際に見つけたミヤマクワガタです。
はくちょう〜こと座
はくちょう座〜こと座 覚満淵 ミヤマクワガタ

08月12日(金)

 ペルセウス座流星群の極大日だというのに、天気が悪く雷も鳴っていました。しかし、こんな中でも県内の伊勢崎星の会の方が赤城山の新坂平に集まっており、群馬星の会の方もいらっしゃるというので、ドライブがてらいつもの観測ポイントまで行ってきました。
 天候はやはり雨。でも伊勢崎の方々はタープをはり、バーベキューを楽しんでいらっしゃいました。私の目的はバーべキューではなく、この会に招かれている群馬星の会の川上さんに会うことにありました。実はこの間改造に失敗し、修理に出した改造D70を受け取りに行ったのでした。川上さんが懇意にしているカメラ店に出したものが出来上がってきたとの連絡を受けていたのです。できればその場で早速試写を、と思っていたのですが、この天気では無理でした。   8/11 53000HIT

08月08日(月) 

 昨夜は先日撮影した画像を処理してみました。
 1枚目はノーマルのニコンD70で撮影したわし座からいて座の天の川。レンズは例によって純正キットの標準ズーム「AF-S DX ズームニッコールED 18〜70mm F3.5〜4.5G(IF)」です。Fは暗いもののデジタル専用設計であるため、思ったよりも使えそうです。
  2枚目は冷却CCDで撮影したL(輝度)画像に川上さんの改造D70で写したRGB(カラー情報)を重ね合わせたM16です。はじめにD70で撮り、そのあとCCDで撮影を始めたのですが、曇ってしまいL画像しか撮れなかったのです。
 3枚目はビットランの冷却CCD BJ-41Lで撮影した白鳥座の網状星雲NGC6992-5です。光学系は高橋製作所のεー160。全体は収まりきりませんでしたが、さすが暗い空です。以前自宅で撮影したものとは写り方が全然ちがいました。
夏の天の川 M16 網状星雲(NGC6992-5

08月05日(金)  遠征撮影

 群馬星の会の川上さん、富田さん、島野さんと一緒に遠征に出かけました。場所は新潟県魚沼市(旧湯之谷村)。自宅からは175kmほどあり、3時間半ほどかかりました。ここまで来ると光害はほとんどなく、久しぶりによい条件で夏の星空を楽しむことができました。
 峠の小さな駐車場での撮影になりましたが、すでに登山客の車が何台かとまっていました。視界は北側と南側に小高い山があるものの、ほかはよく開けています。肝心の空は晴れたり曇ったり。それでも23時〜26時くらいの間はよく晴れあがり、一眼デジタルカメラや冷却CCDで撮影することもできました。
 午前4時過ぎに機材を片付け、車内で仮眠。でもあまりの暑さで7時前には目が覚めてしまいました。視界をさえぎっていた南側の山は、2台のショベルカーでがんがん切り崩しています。大きな駐車場でも作るのでしょうか。8時過ぎには土砂を運ぶダンプカーが何台も行き来していました。
 その後近くの温泉に入り、のんびりしてから帰路に着きました。
撮影場所

08月02日(金)  D70の改造 その2

 7月22日に行ったニコンD70の改造ですが、結局うまくいかず、メーカーで修理してもらうことになりました。改造は自己責任、メーカー補償も受けられないと書きましたが、修理には応じてくれたので一安心です。
 改造の顛末をD70改造のページとしてアップしましたので、興味のある方はこちらからどうぞ。
 画像は宮古島旅行の際、お借りした川上さんの改造D70で写した夏の天の川です。直接は見えていなかったのですが、画面左下に明るい街灯?がありました。水蒸気のせいでその影響が高度20度以上まで及んでいる悪条件でしたが、さすがに宮古島。肉眼で天の川がくっきり見えました。

宮古島での夏の銀河
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