03月29日(火)

 大島さんから早速NGC2264のステレオ画像が届いたので、いつものようにステレオフォトメーカーを使ってページを作ってみました。「今回は大急ぎの処理なので、ステレオ感に乏しいかも」とおっしゃっていましたが、全然そんなことはありませんでした。
 話は代わって、ステライメージのユーザー登録をした際、何点か希望を書きました。そうしたらすぐにていねいな返信が送られてきました。ユーザーの声に真剣に耳を傾けてくれる態度は大変うれしいものですね。また、アストロアーツの製品は不具合があるとすぐ修正版が出て、無料でアップデートできるのでとても安心感があります。
NGC2264の立体画像

03月27日(日)

 週末はNGC2264を撮りました。季節外れですが「クリスマスツリー星団」という愛称や「コーン星雲」という呼ばれ方などもされている天体です。昨夜8コマ、今夜は12コマ。合計20コマをコンポジットしてみました。透明度も天体の高度も低くなってしまいましたが、それなりに見られる画像になりました。群馬星の会の大島さんがこれも3D画像にしてくださるjとのことです。
 昨日、発売日に先駆けてStellaImage5が届いたので早速使ってみました。第一印象では確かに処理が早くなっています。デジタルカメラで撮影した画像を現像なしで読み込んで処理できることや、ダークのライブラリーが作れること、動画にも対応したことなど、楽しみな機能もたくさんあります。少しでも使いこなせるように、いろいろいじってみたいと思います。
 
NGC2264

03月25日(金)

 本日、今年度の締めくくりの行事がありました。楽しく充実した1年間が送れたことに喜びを感じています。来週も残務処理、そして早速新年度の準備がありますが、今日ばかりはほっと一息つきながら1年間を振り返りたいと思っています。
 外は満月直前の月が煌々と輝き、真冬並みの寒さです。シーイングもよくないので、結局「冬の散光星雲」を撮影しています。さて、オートガイドの調子はよくなったでしょうか。
 写真は3/22に撮影したオオイヌノフグリのステレオ写真です。もう、あちこちに春が感じられますね。
オオイヌノフグリ

03月20日(日) バードウォッチング

 今日は我が家から歩いて5分ほどにある公園で探鳥会が開かれました。子供を連れて参加してみましたが、26種類の鳥が確認できました。といっても私は半分以下の10種のみでしたが・・・。
 野鳥の会の方の機材はニコンのフィールドスコープ。EDはさすがに見え味がいいですね。私はペンタックスの双眼鏡(タンクロー)と借り物のNikon ED80-200mmを持っていきましたが、やはり鳥の撮影は難しいです。以前タカハシのFC-50+ビクセンLV-15mm+Nikon Coolpix880で撮影に挑戦したことがありますが、なかなかうまく行きませんでした。しかし、すぐ近くにこんないい場所があるのですから、機会を見て再チャレンジしてみたいと思います。そうなると、BORGの新製品である地上プリズムなどもほしくなってしまいますが、人気が高く品薄で、新規だと4月末まで待たなければならないようです。
 
 夜は久しぶりに月を撮影してみましたが、シーイングが悪く、たいした画像は撮れませんでした。それよりも、最近のガイドミスの原因と思われることが解明できたことの方が収穫でした。じつはくらげ星雲の撮り直しを5夜ほど行ったのですが、なぜかいつもオートガイダーが赤緯方向を頻繁に修正し、星がきれいな点像にならなかったのです。
それが月を撮り終え、何げなく赤緯のギヤのかみ合いを見たらやけに遊びが大きいのです。よくよくみると赤緯モーターの取り付けねじがかなり緩んでいるではありませんか。これではまともなガイドはできなくて当たり前というほどでした。
 ずいぶんと無駄な時間を過ごしてしまいましたが、これでまたHαフィルターを使った長時間露出に挑戦する意欲が出てきました。
ゴジュウカラ
25cmF8 NikonD70

03月19日(土) ヘール・ボップ彗星と次男

 毎年、この時期になるとHale=Bopp彗星のことを思い出します。肉眼で何週間もはっきり見えたこの彗星を今のデジタル機器で撮影できていたら、などと思ってしまいます。そういえば、この彗星が地球に最接近する日が次男の誕生予定日でした。当時はールさんとップさんの最初の文字をいただいて名づけると「へぼ男」になってしまう、なんて言っていましたが、今思えばHappyBirthday彗星ですね。
 今晩は群馬星の会の例会でした。最近はEOSやD70用の天体撮影用リモコンの話題で持ちきりです。会員の山本氏による改良が重ねられ、さらに高機能になっています。いずれ、ご紹介できたらと思っています。
HB彗星(1997年)

03月13日(日)

 先日撮影したIC443(くらげ星雲)ですが、淡い部分が南西にずいぶん広がっているので構図を変えて撮影し直しました。しかし、ここのところ急に透明度が落ちてきてしまって、3等星くらいまでしか見えないような日が多く、3夜挑戦したものの、いずれも満足の行かない結果に終わってしまいました。右の写真は3/9に撮影したものですが、無理な処理をしているためノイズが多く、荒れた画像です。そんなわけで縮小画像のみの掲載です。
 もう西空に回ってしまった冬の天体に見切りをつけ、春の銀河に照準を合わせるべき時期ですね。わかっているのにもたもたしているうちに、月が夕空に見えるようになってきてしまいました。空が落ち着いてきたら、今度は月や惑星でも狙ってみたいと思います。
 

03月05日(木) タカハシの新製品

 今日は星ナビと天文ガイドの発売日ですね。どちらもCanonから発表された天体写真用デジタル一眼レフカメラEOS20Daのことが紹介されていました。そんな中、タカハシのPRページでは「TOA-150とEM-400をPhoto Imaging Expo 2005に参考出品する」とのアナウンスがありました。どんな仕様なのか、とても気になります。きっと高価なのでしょうね。でもε-160やGN-170がもう少しで20年目を迎えることを考えると、「デジタル機器と違って望遠鏡は長く使えるものなのだから、少々高くてもよいものを手に入れていきたい」と感じます。といっても、何かすぐ買いたいものがあるというわけではありませんが・・・。  
 
 また、天文ガイドを何げなく見ていたら、「ギガオプト」という望遠鏡屋さんの広告が目に入ってきました。どこにできたショップかな、と思ったらなんと群馬県内ではないですか。平日の営業時間が18:00〜20:00というところがいいですね(昼間は光ファイバーの開発製造をしているとか)。機会をとらえてぜひ行ってみたいものです。        
本日  42000HIT

03月04日(木) 天体の立体画像

 先日撮影したIC443(くらげ星雲)を、群馬星の会の大島修氏が立体画像にしてくださいました。1枚の写真をもとにして星や星雲の位置をずらし、立体用の画像に作りかえていらっしゃるそうです。それをもとに私もステレオフォトメーカーで平行法、交差法、アナグリフ等に対応したページを作りましたのでぜひご覧ください
 なお、星や星雲の位置データは正確というわけではないそうです。
  
IC443の立体画像

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