7月28日(水)

 先週末、茨城の海に行ってきました。25日の夜は偶然にも日立港祭りがあり、花火を楽しむこともできました。そこで、D70を使用して花火の撮影をしてみました。カメラを三脚に固定し、ピントを無限遠に合わせ、バルブ撮影を行うので、手順は天体写真とほとんど同じです。しかし、星と違って花火がどこに現れるのか予想が難しく、なかなか良い写真は撮れませんでした。
 花火に関するおすすめは 日本の花火 というサイトです。ここには花火撮影テクニックもいろいろ紹介されています。私も少しは研究して、また挑戦してみたいと思います。それにしても、こういうときはフィルム代のかからないデジタルカメラの利点をつくづく感じます。

7月23日(金)

 ぼんやりした空でしたが、月齢6に月がきれいに見えていました。そこでNikon D70を使い、25cmの直焦点で月を撮影してみました(右の写真)。焦点距離1500mmのこの望遠鏡は、一眼レフタイプのデジタルカメラを使うと月が程よい大きさに写ります。
その後、冷却CCDを使い、M56を撮り始めたのですが、赤道儀がスムーズに星を追いかけてくれません。ここのところの酷暑のためにモーターのギヤが膨張し、かみ合いがきつくなっているような気がします。そのあたりを調節しているうちに雲がわいてきてしまい、結局L画像とB画像しか撮れませんでした。
月齢6の月

7月22日(木)

 今晩は曇ってしまったので街の明かりに照らされた雲を撮影することでフラット画像を作ってみました。フラット画像は通常ドーム内に貼った画用紙をボリュームつきの照明で照らして撮っていますが、本当にフラット処理し切れているのか確信はもてていません。今回のスカイフラットはなかなかよさそうです。それを使って処理したのが下のM4、M22です。
 また、M57は以前(2000年6月2日)ぐんま天文台の65cmで撮影した画像をL画像としてLRGB合成してみました。なかなか迫力がありますね。
M4 M22 M57
M4(さそり座の球状星団) M22(いて座の球状星団) M57(こと座の惑星状星雲)

7月20日(火)

 昨日「晴れない」と書いたばかりなのに、今日はこの時期にしては珍しく、最高の透明度でした。市街地でもさそり座のしっぽまでよく見えるほどで、まるで台風一過のようでした。18日に撮ったM57のL画像に今日撮ったRGB画像を合成してみたのですが、今日のRGB画像のみの方がコントラストがよく、見栄えのする写真になりました。また、さそり座、いて座の球状星団も狙ってみました。M22はなぜか写野の中心を大きく外れてしまったのですが、さすが大物です。星々がひとつ一つに分解して見えています。こちらはRGBのフラットが撮っていないのでとりあえずL画像のみアップします。
M57(リング星雲) M22(いて座の球状星団)
M57(7/18のL画像を使ったもの) 今日のRGB画像のみ M22(L画像のみ)

7月19日(月)

 学期末の忙しさがやっと一段落しましたが、空は北関東の夏特有のパターンで、昼間晴れていても夜になると雲がわきあがってきてしまいます。昨年の悪天候に比べれば、雲間から星が見えることもあるのでまだ良い方ですが、メシエ天体の撮影は全然進みません。昨晩も雲間を狙って撮影を開始したのですが、すぐに全天曇りとなってしまいました。
 17日(土)の晩は、群馬星の会の7月例会でした。10/16(土)に行われるスターウォッチングin赤城2004の内容を協議しました。詳細が決まりましたらアップさせていただきたいと思います(昨年の様子はこちら)。

7月4日(日)

 いつの間にかもう7月。今年も半分過ぎてしまいました。期待していたW肉眼彗星ももう一つでしたね。
 学期末の忙しい時期になり、HPの更新も思うようにできません。今回は6月26日に撮影したホタルの画像を紹介いたします。場所はお隣の栃木県足利市。もう時期が遅いのか、あまり飛んでいませんでした。先日紹介したFENEKという雑誌の記事にものすごいホタルの写真が掲載されていましたが、あれに比べるとさびしい限りです。
 ところでホタルの撮影は天体写真と多くの共通点がありますね。違いはホタルが近くに飛んでくるとピントが合わないことでしょうか。 本日28000HIT。
| トップページに戻る |