2001.04 新たな1年のはじまり

 新年度になり,職場に復帰しました。これからは週に1度程度,大学院に通うことになります。そのため,平日の午後5時過ぎや土,日曜日にも指導を受ける権利が保証されています。私の場合,金曜日の午後3時前に職場を出て大学に向かいましたが,この件についてはいろいろなケースがあるようです。たとえば,教育センターの特別研修と同じような扱いをしてもらい,週に1度は朝から通学している方,一方,大学が職場から近いため何の配慮もしてもらえず,勤務時間が過ぎてから通学している方といった具合です。また,校務分掌についても配慮についてはさまざまなようです。

 さて,授業についてですが,題目は「修士論文指導」になります。昨年度得られたデータを元に解析を行い,考察を加えて論文にしていきます。まずは対象とする変光星について,主極小の時刻を決定する作業からはじめました。これには岡崎先生自作のBASICソフトを使いました。次に,過去の文献を調べ,報告されている極小時刻をピックアップしました。13.8-14.5等という暗い星なので,報告もあまり多くありません。これらについてはNASAのADS(Astronomical Data Serch)というサイトが役に立ちました。

トップページ 研究室だよりメニュー