2000.09.23〜10.11 秋休み(観測開始)

3年生が教育実習に行っている間、なんと秋休みがありました。我々は天候が落ち着いてきたので、いよいよ観測の開始です。午後から研究室に集まり、ゼミや観測の準備。晴れていれば深夜までそのまま観測です。二人の子どもの入浴をどうするかが気がかりでしたが、毎晩晴れたわけでもないので、大丈夫でした。(この期間を利用して、なんとか、このホームページを立ち上げることができました。)

右の写真はうちの主力機、Meade LX-200-25(F10)です。外階段の最上部においてあります。普段はごらんのようにビニールシートを掛け、風雨をしのいでいます。5階の一番西側の部屋からコンピュータによる遠隔操作を行い、撮像をしています。左手はすぐ壁。北側も校舎があるため、北極星さえ見えませんが、観測可能な天体を探してがんばっています。アマチュアでも手にできる望遠鏡で、かなり本格的な観測ができるものなのですね。ただ、風には弱く、対策に頭を悩ませています。

2000.10.05(木)〜07(土)日本天文学会秋季年会
(社)日本天文学会による年会が伊勢崎市で開かれました。うちの大学は後援に名を連ねており、多くの学生が受付や会場係(アルバイト)としてかり出されました。我々、現職の大学院生はアルバイトをするわけにもいかず、会員外の参加費5,000円+予稿集代2,000円を払っての参加でした。
内容は当然のごとく専門的で、専門用語(それも英語)が飛び交う発表は、私には少々無理がありました。それでも、いくつかの興味深い話が聞けたり、学会の雰囲気を感じ取ることができたりしただけでも収穫だと思います。ふつうに勤めていたら、まず参加する機会はなかったことでしょうから。

2000.10.12(木)後期授業開始
来週までのレポート課題が早速出されました。理科教育特論U&理科教育特論演習UAです。
内容は、コンピュータを活用した授業実践の紹介。「理科の教育」などの専門誌から文献を探して、紹介してもよいそうです。
観測の方も本格的に始まり、当番を決めて徹夜でデータを取ることになりました。夕方の薄明でフラットを撮り、晴れていれば明け方までずっと撮像。明るくなったらまたフラットの撮像。深夜の帰宅や車中泊も当たり前の生活です。

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