5月26日は満月でしたが、午後8時頃から満月の下側が少しだけ暗くなる「半影月食」が起こりました。 月食は，月が地球の影の中に入ったときに起こる現象です。しかし，地球の影には濃い「本影」とその回りの 薄い「半影」があり、今回の半影月食は、月が薄い半影をかすめていくので、ほんの少しだけ暗くなったのです。 天気予報では夕方から曇りとなっていましたが、月が昇ってくる頃はよく晴れていました。 しかし，午後８時過ぎからだんだん雲が広がってきてしまい、月の右下側がほんのりと薄暗くなっている様子は よくわかりませんでした。結局，昨年７月の月食に引き続き、またもや途中で断念という結果に終わりました。 この次に日本で「皆既月食」が見られるのは、2007年8月28日です。「部分月食」でも2005年10月17日と、ずい分 先のことになります。
20：00　（半影食開始約47分後）　 よく晴れていました。	20：10　 左下側が暗いような気が…。	20：20　（食開初約１時間後）　 うす雲が出てきました。
		共通データ タカハシ製FC-50　 VIXEN製LV-15mm タカハシ製EM-100赤道儀 Nikon COOLPIX880　 自宅ベランダにて この後は昨年７月同様、 小雨まで降ってきました。 しかし，食終了後には， またきれいな満月が見えて いました。
20：30　　地球の影より雲の影響の ほうが大きくなりました	20：40　　 月の模様さえわかりません。

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