2006年02月28日(火) 昨夜の画像

 昨夜撮影した画像を処理してみました。RGBを撮る時間がなかったのでとりあえずモノクロの画像のみです。NGC2903は途中で雲が何度も通過してしまった割には何とか見られる画像になりました。一方、NGC2403は枚数が少ない上に短焦点での撮影だったため、あまり見栄えのある物にはなりませんでした。
 今回はガイド鏡を軽い物(FS-78)に替えてみたのですが、モーターへの負担が少なくなったのと引き替えに焦点距離が短くなってしまいました。そのためか、星像がいつもよりさらに大きくなってしまったように思います。

02月27日(月) 久しぶりの星空

 先週は天気予報通りの悪天候が続き、今晩になってやっと2月17日(金)以来の星空を眺めることができました。光害カットフィルターを使っての試写や土星の撮影など、やりたいことはたくさんあるのですが、透明度は今ひとつ。冬の天体を撮り直しても今まで以上の物は得られないと思い、春の系外銀河を撮ってみることにしました。
 25cm反射+冷却CCDでの撮影は久しぶりです。M天体はまだあまり高い位置まで昇ってきていないので、まずはきりん座のNGC2403にねらいを定めました。しかし、シーイングが悪く星像が大きく肥大しています。そこでCCDを短焦点反射(ε-160)に付け換えて撮影しましたが、途中で子午線を越えてしまったため、数枚しか撮れませんでした。
 その後、空も落ち着いてきたようなので再度25cmに変更して、しし座のNGC2903に向けました。この天体は大きく明るくて、特徴のある形をしています。ぐんま天文台で何回か撮影していたのですが、自宅では初めてです。ガイドもまずまずうまくいっていると思っていたら、いつの間にか南の空から雲が湧いてきてしまいました。そのまま強行して撮影を続けましたが、撮影中に写野を何度も雲が横切りました。結局カラー画像は撮れずに、L画像のみです。処理をしてもたいした物にはなりそうにありません。
2/21 69000HIT 

02月20日(月) 

 先週の金曜日は晴れていたもののすごい北風。写真を撮るどころではありませんでした。
 土曜日はサイエンスインストラクターの会が終わり、群馬星の会の例会が始まるまでの間、星景写真を撮るつもりでいたのですが、夕方から雲が湧いてきてしまいました。
 今日はお昼頃から雪が降り始め、帰宅する頃にはみぞれ模様。予報によると今週一週間は天候が安定しないようです。月が小さくなってきたのに、LPS-P2フィルターを使う機会はなかなか訪れないようです。

 
 最近になって相互リンクの依頼を何件かお受けしました。先ほどやっと更新することができました。特に天文関連のものではありませんが、いろいろな分野のページがありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

02月18日(土) おもしろ科学教室&群馬星の会

 今日はおもしろ科学教室を主宰している「サイエンスインストラクターの会」の本部役員会・総会、および指導者実技研修会等に参加してきました。ここでは天文に限らず、理科に関するいろいろな情報を得ることができます。今回の実技講習会はケニス株式会社の米谷先生を招いての科学実験や工作でした。右の写真はそのときにいただいた分光シートを通して会場のライトを見たときのものです。
 夜は群馬星の会の2月例会でした。相変わらずハイレベルの話を聞くことができて、こちらも大満足でした。今話題になっているのはPCを使い、赤道儀にステッピングモータをつけることによって天体の自動導入をする方法です。もう何人もの会員が実践されていますが、私にはまだインターフェース基板を自作する力量もないので、ただ情報としてうかがっているような状態です。しかし、いつかは自分も挑戦してみたいと思っています。
分光シートを通して見たライト

02月12日(日) 宇宙展 

 毎年、この時期になると太田宇宙の会の宇宙展が開かれています。今年でなんと35回目。すばらしい活動の歴史を感じます。昨年は風邪を引き、寝込んでしまったのですが、今年は何とか都合をつけて見に行くことができました。
 会場は天体写真が所狭しと飾られとてもにぎやかです。また、パソコンを使ったシミュレーションや会の発行物なども展示されていました。外では望遠鏡で太陽のプロミネンスや金星を見ることもできました。
宇宙展の看板 展示物 昼間の金星 観察の様子 Hαで見た太陽面

02月05日(日) LPS-P2フィルター  

 デジタルカメラ(ニコンD70)を使って自宅でもそれなりの画像が撮れることがわかったので、もう少し質を高めようと思い、光害カットフィルターを購入しました。木曜日に発注したところ、昨日にはもう届いたので、早速試写をしてみました。
 対象は西に大きく傾いてしまった馬頭星雲バラ星雲です。やはり、赤い散光星雲の写りが気になったので、無理を承知で望遠鏡を向けました。ピント合わせは時間がなかったのでパソコンは用意せず、銀塩時代に使っていたロンキー法のみ。構図もちょっといい加減すぎました。でもその効果はなかなかのものです。バラ星雲はノーフィルターではISO800の場合、3分露出が限界でしたが、昨晩は5分かけてもOKでした。
02/04のバラ星雲
本日 68000HIT 

2006年02月03日(金) 観察会

 昨晩、今晩と桐生市内の小学校で行われた観察会に行って来ました。昨夜は残念ながら曇天。室内でのお話になってしまいました。今夜は澄んだ星空に恵まれたのですが、寒いのなんの。撤収する頃には手がかじかんで動かないほどでした。しかし、参加した子供たちには月や土星、M42やプレアデスなどを見てもらうことができて私も満足でした。
 それにしても今年はシーイングのよくない日ばかりですね。先週末の観察会もそうでしたが、土星の輪がやっとの思いで確認できるくらいです。そう考えると、1/29の土星はまだましだったようです。
 帰宅するとSky&Telescope誌が届いていました。以前、東京に出かけた際に何度か買ったことがあるのですが、定期購読は初めてです。さて、私にどれだけ内容がわかるのでしょうか。
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